※2009年11月のブログ投稿記事を当時のまま移植・復刻しました。
今日はお台場ラフィナージュで開催されたαセミナーに行ってきました。本日のお題は「ポートレート」。これまで数々の写真を撮ってきましたが、まったく未知の分野です。モデルさん撮影のほかに、αセミナーですからカールツァイスレンズや、発売されたばかりのα550も借りられます。それらも試しながらなので、慣れないカメラやレンズの操作をしながらの撮影、もうピントを合わせるだけで一杯いっぱいになります(^_^;)
今日のモデルさんは原智美さん。とってもチャーミングです。
とにかく初めてなので、全然勝手が分かりません。「モデルさんとのコミュニケーションが大事です!」との事で「トモミさん、よ、よろしくぅ~」という感じで撮影を始めます。そうすると10-20枚シャッターを切る間、目線をこちらにくれるんですね。慣れないうちは気恥ずかしいのですが、時間が経つにつれてそれにはだんだん慣れてきました。
まずは自分の機材 α330 + TAMRON AF18-250mm F3.5-6.3 で撮影。開放F値の低い高倍率ズームなので、あまりバックはぼけません。
次に本体はα330のまま、レンズを50mm F1.4 / SAL50F14 に交換。おおっ、ポートレートらしくなりますね。
お次はカールツァイス、Planar T* 85mm F1.4 ZA / SAL85F14Z です。描写力やボケ味はさすが!ただ、APS-Cサイズだと焦点距離が長すぎる感じで、今日の会場の広さだと取り回しにちょっと苦労します。
で、今度は本体をα550、レンズは再び 50mm F1.4 / SAL50F14 です。このシーンでは、レフ板にハート型の模様が入っており「瞳にハートの形を写しこむ」という事をやっています。
続いてはお星様のレフ板。
で、またまたレンズを交換。Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM / SAL2470Z です。お、重い(^_^;)
で、最後にもう一度 50mm F1.4 / SAL50F14 。APS-Cには50mmがちょうどいいですね。
とにかく初めての事ばかりでとっても楽しんだ一方、まるまる2時間の撮影後はかなり疲れました。モデルさん撮影というのはある意味体力勝負だな、という事を思い知りました。
今日分かった事。
- モデルさんは注文すればとっても素直に応じてくれる。どんどん声を出して近づいていく事が大事。全然怖くない(^_^;)
- F1.4のピント合わせは本当にシビア。そういう時にα330のフォーカスエリア_ローカルの測距点操作はメニュー階層が深くて全然使えない。
- Planar T* 85mm F1.4 ZA はフルサイズ用のレンズ。APS-Cでは50mm F1.4 が最適。
- 同じシーンで撮っているのにオートホワイトバランスが激変する事がある。
- 安定した露出を求めるのであればマニュアルモード。
結論:今の機材では、ポートレート撮影にはかなり無理がある。
もう測距点操作だけのためにα550を買いたくなりました。もちろんレンズも( ^ω^ ) また、しばらくマニュアルモードの修行をしてみようかとも思っています。トモミさん、清水先生、そしてセミナースタッフの皆さん、楽しいひと時を本当にありがとうございました。
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